シュウォッチ復刻

発売延期などになっていたシュウォッチがいよいよ出回りました。

高橋名人の繰り出す「16連射」はシューティングゲームにおける連射の重要性を世間一般に広めた功績があります。同時に、それまでは十字キーのコントローラーで遊ばれていたファミコンに「ジョイスティック」という新しいデバイスを認知させ、普及させるに至りました。

この頃からファミコンの周辺デバイスは大きく発展し、大きなレバーが印象的な「ジョイボール」、大きなプレート型レバーの「レーザーコマンダー」など、たくさん連射装置が考案され発売されるに至りました。連射もそうですが、シューティングゲームにおけるドット単位の操作は言うまでもなく連射と合わせて重要なファクターとなります。

この年代のハドソンは「シューティングキャラバン」などを毎年開催し、世間にシューティングゲームの面白さをアピールしてきました。同時にアーケードゲームでも東亜プランの出現などでシューティングゲームはアイディアが花盛りとなり、相互作用で大きな市場を獲得していきました。

現代ではソフトウェア連射が当たり前となり、連射の差というものが出にくいようになってしまいましたが、また何かの拍子で自力の連射が必要となるゲームが出るとまた違う発見ができるかもしれませんね。

シューティングウォッチ

シューティングウォッチ